本のリスト

 2011/10/30に「育成」で検索して、図書館で借りた本のリストです。

「戦争は教室から始まる」(元軍国少女・北村小夜が語る、「日の丸・君が代」強制に反対する神奈川の会(編)、現代書館、\1,700E、2008/09/05初版)
「揺らぐ職場の人材育成 人を育てる時代は終わったか」(荒井千暁、PHP、\1,400E、2008/03/07初版)
「現場主義の人材育成法」(関満博、ちくま新書538、\700E、2005/06/10初版)
「若者との接し方―デキない子どもの育成力」(渡辺元智、角川Oneテーマ21、\686E、2006/07/10初版)
「子ども福祉文化」(一番ヶ瀬康子・小沼肇(編)、日本福祉文化学会(監修)、明石書店、\2000E、2004/07/05初版)

「歌舞伎に学ぶ教育論」(諏訪哲二、洋泉社、\1,800E、2003/05/22初版)
「江戸の捨て子たち その肖像」(沢山美果子、歴史文化ライブラリー255、吉川弘文館、\1,700E、2008/05/01初版)
「ロボット化する子どもたち 「学び」の認知科学」(渡辺信一、大修館書店、\1,800E、2005/11/20初版)
「下流上等 キレない子が病む格差教育」(今一生、学事出版、\1,600E、2006/08/28初版)
「教育工場の子どもたち」(鎌田慧、岩波書店、\1,000E、2007/04/17初版)

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 かなり高速で読み飛ばしたので、記憶が曖昧。
 10冊の中で、一番面白かったのは「ロボット化する子どもたち 「学び」の認知科学」です。

 「作業を細分化して、一つの動作だけを繰り返す=ベルトコンベア式工場労働」と同じ発想で、ロボットに教え込む。
 すると言われたことはできるけど、言われないことはさっぱりできない状態になる。

 ロボットで起きた問題が、子どもにも、労働者にも起きている。
 そんな内容だった。

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 たとえば、料理の手順を書いたメモがある。
 簡単なメモでも、普段から料理をしている人は作ることができる。
 やったことがない場合、簡単すぎると分からない。写真入りの詳しい手順が必要になる。

 どれだけ細かく書かれた手順を見ても、その料理を食べても、見てもいない場合、作ることは難しい。
 また、これまでにない料理を創作することは、手順に従っているだけではできない。

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 包丁の持ち方など、共通する技能が身についていれば、新しいものに挑戦しやすくなる。
 だから、土台となる技能を反復練習させようとする。

 基礎が終わったら、反復練習だけではうまくいかなくなる。
 状況に応じて対応することが求められる。

 基礎と状況対応、どちらを先にすればいいのか?
 たぶん、子どもの個性によるのだろう。
 しかし、教室ではどちらかに決めなければならない。

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 料理みたいに、始まりから終わりまでが短いものは全体を把握しやすい。
 車のように、大がかりで専門的なものは全体を把握しにくい。

 マニュアルが整備されている場合、全体の流れを知らなくても、細分化された手順さえ覚えれば仕事になる。
 車が動くしくみを知らなくても、ネジを取り付けることはできる。

 料理でも同じことがいえる。
 どんな料理になるか知らなくても、玉ねぎの皮をむくことはできる。
 しかし、工業製品は同じ部品しかこないけど、玉ねぎは大きさも形も変わる。

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 よくできたマニュアルは、ツボを抑えているそう。
 「そこを間違うと台無しになる」という部分をしっかり指摘してくれる。

 洋服の仕立ての場合、やり直しがきく「ボタンつけ・アイロンかけ」から初めて、「縫製」「裁断」と進んでいくそう。

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 全体を教えて、「さあやってごらん」と問いかける。
 しかし、いざやろうとするとさまざな疑問が湧きあがってくる。
 そこで生徒が先生に質問しながら作業を進めれば、自然と流れが見えてくる。

 では、生徒が疑問に思わず、間違っていても気づかなかったら?
 正しいやり方を繰り返し教えることでしか身につかないと思う。

 「どうしてもしたい、しなければならない」という緊急性がない場合、身につくまで続けることは難しいと思う。
 好きもしくは必要でなければ続けることは難しい。

 全体としてそんな内容だった。

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 「2173年、日本」では、「好きな仕事を選ぶ=自由」がある。
 同時に「16歳までに自立しなければならない=必要」がある。
 どちらも回避して、だらだら生きる自由もある。

 そんな世界を一番象徴するシーンって何だろう?
 さっぱり分からない。

 今週も図書館の貸し出しが2週間10冊だった。
 教え方、覚え方に興味が湧いたので、歌舞伎と文楽の本を借りました。

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