横浜と川崎

 横浜と川崎に2泊3日で行きました。「2173年、日本」の舞台設定のための下見です。

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<一日目:中華街と山下公園と劇団四季「CATS」>

 10:30頃、JR石川町駅の近くのホテルに荷物を置きに行く。

 それから、中華街で半額セール中のラーメンを食べて、タピオカミルクティーを飲みました。
 どちらもおいしかった。でも、タピオカがかなり大きくて、なかなか吸えなかった。全部飲んでしまった後、1つ1つ狙いを定めて吸いだしました。ふたを開けて直接飲もうかと思ったけれど、なんとなく勝負に負けたような気がして嫌なので、ストローで吸いあげました。

 そのまま山下公園に抜けて、しばらくベンチに座って休憩。カモメ(だと思う)を見ていました。
 同じ種類でも、飛び方はバラバラです。ゆっくり、優雅に、翼を動かさず飛ぶカモメもいれば、猛烈に羽ばたいて飛び去るカモメもいました。何をしているのか分からないけれど、行ったり来たりしている。でも区別がつかないので、違うカモメが移動しているだけなのかもしれない。
 海の上を、カヌーで渡る人も見ました。
 ちょっとだけ、磯の香りがする。やっぱり海っていいなあと思った。

 それから、みなとみらい線で移動して、劇団四季「CATS」を見ました。
 イギリス版のDVDと日本版のCDを持っているけれど、やっぱり舞台の方が面白い。動きが、本当に猫みたいだった。

 アイスを食べて、ライブに行って、この日はおしまい。
 夕食は、元町商店街で大戸屋(こんな字?)で鯛の甘酢定食。イタリアンにもひかれたけれど、先が長いので、体に負担がかからない料理を選びました。

<二日目:港の見える丘公園と映画「ソーシャル・ネットワーク」>

 わたしが泊まったホテルは、トイレとシャワー室が共同です。
 寮のイメージで探して前回泊まって、好きになったので今回もここにしました。

 ホテルで朝食を食べて、元町商店街を抜けて、港が見える丘公園に行きました。
 本当に港全体が見えます。クルーズより見やすかった。こんな場所があったなんて!
 やはり、寮の場所はここにしようと、念のためあちこち写真を撮っておく。思い出すための材料です。

 途中、「霧笛」(だったと思う)という喫茶店で休憩しました。
 黒猫グッズがたくさんあるのに、黒い犬がいた。「猫じゃないんだ」と思ったら、お客さんの犬だった。
 カフェオレは、お値段が高めだったけれど、倍くらいあった。とても美味しかったです。
 チーズケーキは、濃厚な感じ。しばらくお腹が減りませんでした。割と小さめで、値段もカフェオレの半額だった。

 また、みなとみらい線で新高島へ移動して、映画「ソーシャル・ネットワーク」を見ました。
 ちょうどツイッターなど、ネットワーク関連について調べているので、面白かった。

 小説の最初の設定では、情報も制限するつもりでした。でも、情報は開放して、人と物の移動を制限しようと思う。「交通網がないから、移動が大変なので、わざわざ出かけようとしない」という状況にしようと思う。
 そんなことを考えながら映画を見始めました。映画は面白かった。でも、人間関係がリアル過ぎて、憂鬱になってしまった。唯一笑えたのが、「あの講演者は誰?」というところ。
 落ち着いたら、フェイスブック関連の本を探してみよう。でも、登録はしないと思う。社交できないから。

 時間が空いたので、休む場所を探す。でも、見つからず、うろうろする。
 結局、開場から開演15分前まで映画館のロビーで休んで、暗くなっていく景色を眺めていました。

 二日とも楽しかったのだけど、やはりライブハウスは体力的に辛いです。
 だんだん腕が重くなって、胸が苦しくなってきた。結局、最後は座ったまま聞くしかなくなった。
 見えなくても、それはそれで楽しいものです。近くにいるのは確かだし、声や音は聞こえるから。

 ホテルは、駅から離れているので、そのまま歩けそうにない。
 とりあえず、近くの店で食事と休憩をとって、なんとか無事にホテルに着きました。
 でも、そのまま朝まで動けなかった。

 にんにく卵黄効果で、「痛くて動けない」はなくなった。でも、息が止まる不安は増した気がする。
 今も、まだ苦しい。食事の支度に力を入れすぎました。動けるからうごいて、手足をうまく動かせなくなる。

 たとえば、元町商店街や港の見える丘公園を歩いている時、「なんか、左足を引きずっている気がする」と思ったけれど、痛くないから歩き疲れただけだと思っていた。でも、本当は、動かなくなっていた。
 飲む前と表れ方が違うから、対処が難しい。でも、慣れれば可能性が広がる。何より、外で動けなくなるリスクが下がる。

 石井ゆかりさんの占いが乗っているサイトから広告メールが来て申し込んだんだけど、筋肉疲労を感じている人には、お勧めです。わたしが飲んでいるのは、やずや「雪待 にんにく卵黄」です。
 運動は悪化されるだけだし、マッサージも悪化させる可能性が高い。病院にも行ったし、万策尽きた感じ。だから、「駄目でもともと、試しに飲んでみましょう」と始めたのだけど、何がどう効いているのかは分からない。そういう説明はないから。

 飲むと、体臭が強くなる気がする。でも、はっきり分かるほどではないみたい。
 わたしは、夕食後に飲んでいる。寝る前に飲んだら、カプセルがとけたのか、突然、胃の辺りが痛くなったから。
 にんにくをそのまま食べると体が受け付けないから心配していたのだけど、カプセルだと大丈夫みたい。
 味はありません。ほのかに甘いくらいかな。ちょっとだけにんにくのにおいがします。

<三日目>

 この日は、川崎に行きました。
 ホテルから団体客が去って、食堂が静かだった。そこで、テレビドラマ「悪党」のロケがあったと聞きました。さっそく予約録画しました。登場は、3回か、4回目だそうです。

 ホテルで朝食を食べて、JR海芝浦に行きました。
 見て、びっくり。海の向こうの高架道路を車が走っていて、煙筒から煙がモクモク、日本とは思えない景色だった。ラピュタのパズーの町見たいだった。
 でも一番印象的だったのは、波。なぜか、細かい格子模様が入っていて、木版画で彫ったようにウネウネしていた。
 船も、周囲の工場も、振動しているから?
 ガラスのコップに水を入れて、近くで大きな音を鳴らした時みたいな細かい模様だったから、そんな気がする。

 海芝浦は、降りられない。
 でも、このまま待っていてよいのかよく分からず、駅員さんに聞いたら、待っていていいみたい。
 時間まで、ぼんやり海を眺めていた。工業地帯って、本当にシステマチックにできているよね。見ていて飽きない。

 鶴見まで戻らず、「鶴見小野」で降りて、「横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校」の周りを歩いてみる。
 降りるとき、さっき聞いた駅員さんが最後尾にいて、さよならしたのがちょっと嬉しかった。
 ずっと知らない土地にいると、そんなことが嬉しくなる。

 横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校は、コンクリ打ちの近代的な建物で、すごく大きかった。校舎らしき建物が二つに、寮らしき建物が一つあって、どこまでも続いていた。
 外から授業風景は見えないけれど、見ても内容は分からないでしょう。わたしは、絶対合格しないと思う。
 川で休もうと思ったら、抜け道が見つからない。抜けられるかもしれない道には、「入るな危険」とあった。反射神経が鈍くて、何かあっても避けられないので、そういうアドバイスは素直に聞き入れます。寒しい、川はあきらめよう。

 そういえば、鶴見小野の駅は、改札にストッパーがなかった。ICを読み取る台があるだけ。黙って通ったら、降りるとき困るのは自分だから、それでいいのかもしれない。でも、面白いよね。

 それから、ラゾーナ川崎に行って、仙台冷麺を食べました。想像していたより麺が太くてびっくりしたけど、美味しかった。

 「浮島町公園」に行くため、バス乗り場に移動する。しかし、調べた順路は工事中で行けなかった。
 案内を見て、地下を通らず、地上から行こうとしたら迷ってしまう。
 結局、たくさんバスがある駅前に戻って、バスの運転手さんに聞きました。なんと、バスターミナルの向こうにも、バスターミナルがあるそう。確かに、川崎は、東京以外では一番大きな町だった気がする。なんとか見つけて、バスに乗れました。

 川崎は、本当に高架道路が多いと思う。公園から見えていたのは、海ほたるにつながっているらしい。
 路線バスで、川崎から浮島ターミナルへ向かうと、大きな工場が次々と表れる。一つ一つが大きいので、自分が小さくなった気がします。

 どこまで行っても工場で、「本当に公園があるのかしら?」と不安になる。
 でも、ちゃんとありました。しかも、飛行機の滑走路と、自動車が走る高架道路が同時に見える。間にある海を、船が渡っていく。着陸する飛行機も近くを通る。そんな交通博覧会みたいな場所でした。

 とても気に行ったので、しばらくぼんやり眺めている。
 離陸準備でエンジンを高速回転させる音が聞こえたり、飛んだあと旋回する姿が見えたり、乗った時のことを思い出してドキドキする。
 着陸する飛行機も、振動する様子まで見えた。乗っていると分からないけど、結構大きく動く。でも、移動自体はスーッと静か。だから遅く見える。でも、携帯カメラで撮影するには、早すぎてフレームに入らなかった。

 川崎駅行きのバス停は、反対側にある。だから、信号のところで青になるのを待つ。そしたら、バスが行ってしまった。残念。でも、10分~15分で来るはずだから大丈夫。
 しかし、いつまでたっても青にならない。待ちくたびれてちょっと動いたら、「歩行者の方は……」とアナウンスが流れる。押しボタン式信号だった。押したら、すぐに青になった。ちょっと悲しい。

 バス停の横の道路は、大型トラックが次々通るし、空気が乾燥しているので、のどが痛い。マフラーを外して、口と鼻をふさぐ。目も痛いから隠そうとして、バスが見えなくなることに気づく。

 そのまま砂漠の人スタイルで待つ。でも、予定時刻になっても来ない。見落としたのかと心配になる。
 そういうのって不安にならない?
 わたしは、「もしかして、永遠に来ないのかも」という気分になって、歩きたくなる。実際、若いころは歩きだしてた。でも今は歩く元気はないので、祈るような気持ちで待ちました。ちゃんと来てくれました。

 新幹線で困らないように、食事とトイレを済ませて、品川に向かいました。
 たくさん旅行をするうちに、動いて食べたら出ていくなら、いっそ出してしまった方がいいことに気付いた。
 わたしにとって、旅行は日常生活をコントロールするための実験の場でもある。計画して動いているから、因果関係を把握しやすい。おかげで、子供会の役を引き受ける勇気が出てきました。娘が1年生のころは、座っているだけで倒れそうな時があったから、それにくらべたらましになった。たとえそれが、長時間寝ているからだとしてもね。

 川崎から品川まで、横須賀に行く時乗りそこなった「京浜東北線」に乗りました。
 そして、突然、産業が連続して分布していることに気がついた。

 以前は、出かけるのは、東京が中心だった。だから、「山手線の南側には工場がある」という印象だった。
 でも、横浜から連続した流れを持っているのかもしれない。まだ調べてないけれど、そんな気がする。

 ともかく、それがきっかけで、「そうか、保護区を囲うのではなく、自由区を囲えばいい」と気づいた。
 詳細は、調べてから別の記事にまとめる予定です。

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 ここ数年で、農村地帯も、工業地帯も、都会も、地方も、見ることができた。
 話を聞くわけでもなく、ただ見るだけで役に立つのか自信が持てなかった。でも、今まで考えた楽園を舞台にした物語が、なぜ一つも成功しなかったのか、あちこち見たことで分かりました。
 やっぱり本だけでは分からないことがある。大きなつながりは気づきにくい。

 今後のためにも、もっと見たいけれど、見たいところは見られたから、そろそろ落ち着きましょう。
 体力的にも、経済的にも、これ以上は続けられそうにない。

 一度胸が痛くなるとなかなか治らない。酸欠で頭痛がしてくる。
 それを覚悟しなければ、出かけられない。

 知りたいことがあって、「2時間ちょっとでもコンサートで見られる」という励みがないと、行く気にならない。
 でも、観光なしでも、ライブハウスはもう無理みたい。待ち時間も、始まってからも、休む場所が確保できないから。
 地元のホールは行きたいけど、それも状況次第かな。
 レポートと映像が頼りになりそう。

 動かないようにしているから、どんどん体力が落ちている。
 でも鍛えようとすれば、また突然動かなくなる。
 どうにもならない状況にある。

 だから、「竹林の家」と「2173年、日本」を書きあげること以外、全部あきらめて、集中することにしました。
 何もかも失っても、一番、やりたかったことが残ったなら、それはそれでいい人生なのかもしれない。

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